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ぼくは不思議でしょうがない。中村俊輔はなぜドラッカーを読まないのだろう?彼はこう考えるべきなのだ。「自分は何によって憶えられたいか?」。

ドラッカーはこう言っている。

「何年か前に、かかりつけの腕の良い歯医者に聞いたことがある。『あなたは、何によって憶えられたいか?』。答えは『あなたを死体解剖する医者が、この人は一流の歯医者にかかっていたと言ってくれること』だった。この人と、食べていくだけの仕事しかしてない歯医者との差の何と大きなことか」

中村俊輔は、自分を何によって憶えられたいのか?トゥルシエに、最後の最後で代表から外され、記念すべき自国開催のワールドカップに出そこねた男としてか?あるいは、ようやく出られたワールドカップで挙げた唯一のゴールが、クロスとして蹴ったつもりが相手キーパーおミスでそのまま入ってしまった「ごっつあんゴールゲッター」としてか?

そうではないはずだ。中村俊輔は、けしてそのような情けないキャラクターとして憶えられたい男ではないはずである。

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「Sports Graphic Number 755・756・757 日本代表、真価を見せろ!」